コニャックの美味しい楽しみ方
独りの時間でも気心の知れた仲間たちと一緒でも、ストレートでもカクテルでも、コニャックには様々な楽しみ方があります。
場面を選ばないコニャックは、あらゆるシーンに華を添えます
食前酒ならストレートが一般的ですが、水を一雫垂らせばよりフルーティ、フローラルでスパイシーな香りが立ち上がり、いっそうスムースになります。アイスキューブを2個加えると、稀釈されてアルコール度数が下がり、香りが立つと同時により爽やかな味わいになります。アイスキューブがゆっくりと溶け、段階を経るごとに新たな香りが明らかになっていくのが理想です。
コニャックはフローズンでも楽しむことができます。高いアルコール濃度のため凍らず粘りのある液体になり、まるでベルベットのような口当たりを体験できます。特にカキやロブスター、寿司などの海鮮との相性が抜群です。
食前酒としてのシンプルなロングドリンクなら、トニックやジンジャーエールと合わせることができます。これでレミーマルタンVSOPのフレッシュフルーツ、さらにリコリスの香りが感じられるようになります。これがコニャック地方の地元流の食前酒の楽しみ方です。
コニャックベースのカクテル
コニャックベースのカクテルは、世界中のカクテルバーでトレンドになりつつあります。
「コニャックは、その黎明期からカクテル創作と発展の物語を彩ってきました」
コニャックはとてもフルーティかつフローラル、そしてスパイシーという豊かな香りが特徴で、「カクテルホイール」の様々な組み合わせを試すことができ、そのひとつのアロマだけでも奥深さが広がります。マンハッタンやトム・コリンズ、ミントジュレップ、さらにモヒートなどのクラシックカクテルのベースを置き換えることも容易です。サイドカーやサゼラックなどのドライなカクテルは、食後が一番です。XOを使ったオールド ファッションドは風味豊かで、デザートとのペアリングに最適です。
ジンジャーやバニラ、ジャスミンなどのインフュージョンで、さらに一歩先のカクテルが体験できます。一味違ったものならホット トデー。コニャックやシンプルシロップ、レモン、シナモン、お湯を使った温かいカクテルで、寒い冬の昼下がりにぴったりです。「カクテル」セクションにて、あらゆるシーンに合うレミーマルタンのカクテルレシピを多数掲載しています。