ストーリー

初心者向けコニャックの基礎

レミーマルタンと一緒に、コニャックとは何か、コニャックの飲み方、どれを選べばよいか、何とペアリングすればよいかなど基礎を学んでいきましょう。

Vials of different cognac blends in a cellar

コニャックは初めてですか?

世界でも指折りの上質な熟成スピリッツの世界に足を踏み入れてみましょう。コニャックはワインから蒸留したブランデーの一種で、一流地域として名高いフランス コニャック地方産の葡萄のみを使用して造られるスピリッツです。熟成年数でコニャックを分類する公的な等級制度があり、VS(Very Special(非常に特別な))、VSOP(Very Superior Old Pale(非常に優れ古く透きとおった))、XO(Extra Old(さらに古い))などに分類されます。

レミーマルタンでは、熟成等級VSOPとXOのほか、セラーマスターのクリエイティビティや、テロワールならではの表現を形にした象徴的なコニャックも生産しています。このガイドを読めば、レミーマルタンのコニャックを理解し、体験し、楽しむための基礎知識を学ぶことができます。

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コニャックの基礎を理解する

コニャックをコニャック足らしめるものとは?葡萄を原料とするワインから蒸留したフルーツブランデーであるコニャックは、フランスのコニャック地方で生産されています。しかしそれだけでなく、「アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ」(AOC、原産地統制名称)などのフランスの法律のもと、保護・定義されています。

 

満たすべき3つの要件

「アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ」として認証されるには、満たすべき要件が主に3つあります。

  1. コニャック地方の主要品種であるユニ・ブランなど、特定の葡萄品種のみを原料に造られたものでなければなりません。
  2. 「シャラント」または「アレンビック」と呼ばれる特定の銅製ポットスチルで2回蒸留したものでなければなりません。
  3. オーク樽で一定期間熟成させなければならず、最低熟成年数は、VSコニャックが2年、VSOPコニャックが4年、XOコニャックが10年です。

熟成については、こちらで詳細をご紹介しています。

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コニャックを味わう

何から始めれば、と迷っていますか?スピリッツであるコニャックは非常に用途が広く、幅広いシーンに合わせることができます。お一人でもご友人と一緒でも、ストレートでもカクテルの材料としても、食後酒や食前酒として、料理とのペアリングも良いでしょう。

コニャックをストレートで

コニャックの最も一般的な楽しみ方は、そのまま味わうストレートです。食後に食後酒として味わいます。コニャックは様々なグラスで味わうことができますが、それぞれのグラスが、コニャックのフレーバーの繊細なバランスに影響を与えます。テイスティングする際は、ステムの短いテイスティンググラスがお勧めです。細長い形状が、アルコール臭よりもコニャックの芳醇さを捉えてくれるからです。食事と一緒の場合も、ストレートで楽しむことをお勧めします。

コニャックをロックで

あるいは、大き目のタンブラーグラスに氷を2個入れ、ロックで。コニャックが希釈されアルコール濃度が下がるため、香り立つアロマは同じですが、味わいは爽やかになります。手のひらで包むように持てば氷が溶けやすくなり、そのコニャックの香りや味わいをさらに楽しめます。

コニャックカクテル

レミーマルタンのコニャックは、カクテルに使えるのでしょうか?はい、使えます。初心者の方もベテランバーテンダーの方も魅了する、コニャックを使ったカクテルのレシピは実に無限です。

詳しくはこちら

コニャックベースのカクテルは、世界中のカクテルバーで長きにわたってトレンドとなっており、すでにミクソロジーの歴史を物語る代表的な存在となっています。非常にフルーティでフローラル、それでいてスパイシーさもある芳醇なアロマプロファイルを持つコニャックは、「カクテルルーレット」で様々なオプションを楽しむには最適です。

コニャックは、マンハッタン、トム コリンズ、ミント ジュレップなどのクラシックカクテルに、ベース材料の代わりとして問題なくお使いいただけます。サイドカーやサゼラックのような辛口カクテルは食後に楽しむのがベストです。XOを使ったオールド ファッションドなら、芳醇で豊かなフレーバーがデザートとのペアリングに最適です。

レミーマルタンからのヒント:レミーマルタンVSOPをトニックソーダやジンジャーエールで割ると、コニャック地方の人々に愛されている代表的な食前酒をお楽しみいただけます。

コニャックのフードペアリング

レミーマルタンのコニャックはどのような料理と相性が良いのでしょうか?ワクワクするようなフードペアリングで、新たな感覚の世界に踏み出してみましょう。香り立つコニャックのフレーバー、そして新たな魅力が開きます。まずはスパイシーでこくのある、熟成させたロックフォールチーズやパルメザンチーズを。コニャックと非常によく合います。

こってりとしたフレーバーのロックフォールチーズ、そして香り高いパルメザンチーズは、コニャックの濃厚さと上手く調和します。甘いものを合わせるなら、ビターでこくのあるピュアブラックチョコレートを。コニャックのフローラルでスパイシーなノートともよく合います。

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レミーマルタンのコレクション探訪

tumbler glasses for VSOP
レミーマルタンVSOP
最初の1本に最適

クラシックとの出会い

多用途でバランスが良く多層的なレミーマルタンVSOPは、力強さとエレガンスが完璧に調和したアロマを体現しています。温かなバニラの樽香、ドライアプリコットや砂糖漬けの洋ナシのノートが、ドライフルーツのフレーバーやほのかリコリスのアロマと調和。満足感のある口当たりとシルクのようなテクスチャーで締めくくります。

レミーマルタンVSOPのヒント:
ストレート、ロック、またはレミー ジンジャーに。こってりとした味わいのチーズ、ブルーチーズ、アップルタルトとペアリングしてみましょう。

レミーマルタン1738 アコード・ロイヤル
特徴的なフレーバープロファイル

特別な一本との出会い:

格別の滑らかさとクリーミーな後口が楽しめるレーマルタン1738 アコード・ロイヤルは、樽に育まれた実に特徴的なフレンチコニャックで、その名の由来は王室の勅許を受けたことにあります。プラムやイチジクのジャムが豊かに香り、トフィー、トーストしたパン、トーストした樽が強烈な樽香を放つ1738 アコード・ロイヤルは、ナッツのようなアロマが凝縮された、非常にまろやか、かつクリーミーなコニャックです。

レミーマルタン1738 アコード・ロイヤルのヒント:

ストレート、ロック、またはレミー サイドカーのカクテルに。チョコレートとペアリングしてみましょう。

レミーマルタンXOコニャック
芳醇さ・豊かさを探る

アイコンとの出会い:

フルボディ、複雑、豊かさをまとったレミーマルタンXOは、数百種類ものオー・ド・ヴィーをブレンドした唯一無二のコニャック。セラーマスターの見事なブレンド手腕を反映しています。この上ない滑らかさに、花と果実のアロマが弾け徐々に開きます。熟れたプラム、ドライイチジク、砂糖漬けのオレンジを経て、ナツメグや砕いたばかりのヘーゼルナッツのようなスパイスに。最後はローストしたカカオ豆、蜂蜜入りジンジャーブレッドなどグルメにふさわしいノートでフィニッシュを迎えます。

レミーマルタンXOのヒント:
ストレート、ロック、またはオールド ファッションドのカクテルに。チョコレート、イチジク、ドライフルーツ、パルマハムとよく合います。

TERCET paired with fresh pineapple
レミーマルタン テルセ
コニャックを知るための新たな1本

才能との出会い:

フルーティかつフレッシュなレミーマルタン テルセ。フレッシュでトロピカルな果物のノートを持つ芳しいオー・ド・ヴィーがブレンドされた、唯一無二のコニャック・フィーヌ・シャンパーニュです。ライチ、マンゴー、パイナップル、バナナが弾けて始まり、やがてシナモン、ナツメグ、ショウガの砂糖煮など穏やかなスパイスへ。滑らかなフィナーレと驚くほど長い余韻で締めくくります。

レミーマルタン テルセのヒント:
ストレート、ロックで。トロピカルな果物とペアリングしてみましょう。

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新たなアプローチでテイスティング

さあ、最初のコニャックを選びましたね。実際に味わうには、どのようにすればいいのでしょうか?ここからは、レミーマルタンのコニャックが満喫できる簡単なステップをご紹介します。

テイスティングを始めるには:

ステップ1. 清潔なグラスを選びます。

ステップ2. ステムの短いテイスティンググラスにコニャックを少量加えてスワリングし、グラス内にまんべんなく行き渡らせます。

ステップ3. コニャック30 mlを注ぎ、味わう準備をしましょう。

まずはアロマを感じ取ります

グラスを鼻の下、心臓の高さに持ちます。ここですでに最初のアロマに気づくでしょう。ゆっくり息を吸えば、香水にも似たコニャックの複雑なアロマの世界を感じることができます。トップからベースへ、果実、花々、スパイスなどが無数に香り立つ様子を楽しみましょう。果実やフローラルのノートにあふれているでしょうか、それともスパイスやオークの面影をかすかに感じるでしょうか?

グラスを顎まで持ち上げると、新たに寄せてくるアロマの波を探ることができます。グラスを徐々に鼻に近づけ、間近で香りを楽しみましょう。

次は実際にコニャックを味わいます

まずコニャックをほんの0滴入れて味覚を整え、感覚を呼び起こしましょう。続いて一口含み、その体験に集中します。ゆっくりと舌の上で転がしてみましょう。ほのかなフレーバーが感じ取れるでしょうか。舌先では甘味を、舌の両側では塩味と酸味を、最後に舌の奥で苦みが感じられるはずです。数秒後、口内全体に流れるようなテクスチャーを感じ、余韻が楽しめるでしょう。フレーバーのバランスと調和を感じますか?

おめでとうございます。コニャックの初めてのテイスティングが終わりました!

最後に

コニャックの世界と、フレーバーや感覚が豊かに織りなす体験を掘り下げるきっかけになれば幸いです。用途が広くエレガントなレミーマルタンVSOPから、豊かで複雑なレミーマルタンXOまで。メゾン・レミーマルタンは、初心者の方も愛飲家の方も味わえる発見をお届けしています。ストレートで楽しむも良し、カクテルに入れるも良し、料理とペアリングするも良し。レミーマルタンのコニャックなら、ユニークかつ意外性のある体験を一口ごとにお楽しみいただけます。

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