レミーマルタンの取り組み
レミーマルタンは、持続可能性に根差しています
大地と気候は、常にレミーマルタンのコニャックの品質に重要な要素でした。2007年には、葡萄畑だけでなく、地球に与えるより大きな環境、社会、経済的影響を網羅する持続可能性に関する行動計画を発表しました。
レミーマルタンの歩み
メゾン・レミーマルタン:持続可能性においての卓越
持続可能性に向けたレミーマルタンの道程をご覧ください。
持続可能性に向けた歩み
全ての提携先が責任ある農業に従事
2007年、レミーマルタンは完全に持続可能な農業へと移行する決定をしました。2012年、アライアンス・フィーヌ・シャンパーニュ(AFC)に参加するワイングローワーと共に、優れた農業を示すHVE(環境価値重視)認定の取得に動き始めました。今日、メゾン・レミーマルタンは、環境に対する取り組みでシャラント県を先導しています。シャラントとシャラント=マリティーム両県に所在するHVE認定農家の85%は、メゾン・レミーマルタンおよびAFCに加盟する農家となっています。
レミーマルタンが指揮を執るこのチームでの協力は、全パートナーが持続可能な農業に取り組み、既に50%がHVE認定を取得しているという事実からも示されています。これは2022年の目標としていましたが、連帯的な意志と尽力が実を結び、2年早くこれを達成することができました。テロワールの生物多様性を促し、グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュの土壌を守るため、積極的な努力を続けています。メゾン・レミーマルタンは、誇り高く「持続可能性における卓越」を掲げています。環境を尊重し、卓越したコニャックを造ることができる長期的なプロジェクトです。
「私たちにとって、ラグジュアリーとは卓越を意味します。毎日向上できることを目指しており、サスティナビリティはその卓越性の追求の一環です」
CEO フィリップ・ファルニエ
次なる目標:
2024年
100%リサイクル可能なボトルのみを使用しています
2028
HVE3認定率100%に到達
2030
ボトルの二酸化炭素排出量を50%削減します
レミーマルタンの取り組み
研究開発
レミーマルタンのドメーヌは、品質、環境、実験的な研究を示しています。より大規模な代替ソリューションの試験を可能にしており、ワイングローワーに環境保護に基づいた方法を提供することを目的としています。
「グランド・シャンパーニュ地区の15%が研究を行っています」
レミーマルタンの持続可能な枠組の中、葡萄の品質を改善することを重視してドメーヌ内で実施した葡萄畑の実験例をご紹介します。
生物多様性の保全:蜜蜂の巣箱を設け、草地に緑肥を播いて土壌を肥沃化しました。
植物検疫計画の調整:新技術を用いて各栽培区画をより詳細に地図化しています。こうすることにより、各区画において薬品の使用量を最低限におさえつつ、葡萄の木を管理する方法を深く理解できます。
より自然な肥沃化の管理:試験用区画を設け、葡萄の木の列の間に植物を植えました。ここでは、生産の品質を守りつつも、浸食を抑え、生物多様性を促進しながら、土壌を自然に改善する方法を求めています。
持続可能性な森林管理:2015年よりフランス森林公社と連携し、11万5000本以上のオークを植樹しました。また、シャラント川沿いに特定品種の樹木を植え、飲水の濾過と生物多様性の促進に貢献しました。
「私たちが持続可能性に注力するのはなぜでしょう。それは、私たちにとって人と時間が大切であるからです」
CEO フィリップ・ファルニエ